日本眼鏡レンズの発祥の地のプライドにかけても
眼にやさしいレンズをお客様にお届けしたいのですわ。
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最近の高速機械では十分ぐらいで一枚のレンズがつくられるけど、表面には
肉眼ではとてもわからないギザギザがあるだけで人間の眼はひどく疲れます。
ここでは一枚のレンズを磨き上げるのに六時間から七時間かけますが、
ほんとうはそれぐらい微妙なものなんです。
レンズは用途に合わせて一枚一枚磨き上げるもの。
レンズ職人は「度数がわかるのに三年、一人前の技術をつけるのに七年」と
田島では言われています。(1983年 大阪新報掲載記事より)
近年の大手や新興メーカーは、
デザインフレームに格安レンズを大量に当て込んで販売していますが、
たった2つしかない人の目をそのように扱ってもいいんでしょうか?
かけがいのない私たちの目です。心を込めて大切したい。
田島レンズでは、たとえ高いと言われようと、人の目にやさしいレンズを
これからもお届けしていきたい、と考えています。
(2002年5月10日 大阪産業振興機構からのインタビューに応えて)
店長 石井敏信
レンズ研磨の工程を自動化した
創業者 故石井喜蔵氏
当時地場産業として
技術はこのまちにあったー
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